カレンダープロフィール
HN:
朝香
性別:
女性
最新記事ブログ内検索最新トラックバック |
粥公我々が死んだら電源を入れて 君の再生装置で蘇らせてくれ さらばだ!PAGE | 16 14 13 12 11 10 8 7 6 5 4 | ADMIN | WRITE 2010.04.11 Sun 18:23:15 雨天回避 ~承露~ Toリタさん「知ってますか、承太郎さん」
二人並んで外を歩いていたら、突然の雨に邪魔された。 「何だ?」 雨宿りと休憩をかねて、近くにあったカフェに入る。ここには何度か来たことがある。 「ここのカフェ、新作のケーキがあるんですよ」 その時俺に電流走る。それは頼まなくては。にしても、どうして先生はそのことを知っている?店外にも店内にも、そんな張り紙はない。さっきショーケースの横を通った時に見たのだろうか。それなら俺もさっき見たが……。 「あぁ、ショーケースにはないですよ。裏メニューですから」 ――裏…だと? なんという初耳。そんなものがここにあるのか。だからどうして先生はそれを知っているんだ。 「なら俺はそれにするか…。ところでだ、先生」 店員を呼ぶ前に先生に問う。店員にはもう少し待っていてもらおう。 「何です?」 「気になっていたんだが、どうして先生はその、裏メニュー?ってやつの存在を知っているんだ?」 「あぁ…それは…」 雨はまだ止む素振りをみせない。さっきよりそれほど強くはなっていないが、止もうとはしない。風が吹き、街路樹の葉を揺らす。風に吹かれた街路樹の幾枚かは、力尽きたように風に流れ飛んでいく。俺の大切な仲間達も、まるで風に吹かれた木の葉のように儚い命を散らしていった。もう大分昔のことだが、忘れはしない。今でも鮮明に俺の記憶に焼きついている。俺の過去を先生に話していないが、俺が知らぬ間にすでに「ヘブンズ・ドアー」で読まれているかもしれない。 隠すことはない。読みたければ読めばいい。 隠したところで、俺の過去が変わるわけではない。過去が変われば、「今」も変わる。そんなことは望まない。 「…?」 「…秘密です」 「!」 ――まさか秘密とはな…。 「頼みますよ、いいですか?」 「あ、あぁ」 先生がテーブルの横を通った店員に声をかける。そして少し声のボリュームを下げ注文する。 「裏メニューの新作ケーキセット2つ。コーヒーで」 店員の女は一瞬はっとした顔をし、共犯者めいた微笑みを俺達に向ける。だがそれも一瞬。すぐにさっきまでの爽やかな営業スマイルに戻る。 「かしこまりました。注文を繰り返させていただきます」 「あぁ、いいよ。聞かれると困るんだろう。オーダーが通っていればそれでいい」 「申し訳ございません、恐縮です」 なんと店員に対しての手慣れた対応。相手への配慮もかねている。この人は以前にもその裏メニューとやらを頼んだことがあるのだろうか。 「…あ、承太郎さんコーヒーでよかったですか?」 「あぁ、構わない」 店員が頭を下げ、テーブルから去る。どうして先生は、メニューのことを教えてくれないのか。 「不満そうな顔ですね」 「…まぁな」 先にきたコーヒーに、付属のミルクと元々テーブルに置いてあった角砂糖を入れる。テーブルの上の白い入れ物。蓋を開ければ雪が固まったように白い正方形の砂糖の塊が入っている。スティック状の袋の砂糖でもいいが、この正方形の砂糖を使うのが楽しい。こんなことは、思っても絶対誰にも話さないが。 「いつか教えてあげますよ」 「いつかってのぁいつだ」 「いつかって言ったらいつかですよ」 ――こういうのは相変わらずだな。 「…ケチだな先生」 「うるさいですよ!」 「はいはい」 「投げやり!」 「やれやれだぜ…」 雨が少し止んできた。このままいったら、帰る頃にはむしろ晴れているかもしれない。一時的な雨だったのだろうか。 (「今度教える」と言っておけば、あぁそれだけで。それだけで未来の会話を予約出来る) ________________________________________ 誕生日オメメタですリタさん!遅れてしまって申し訳ない!貴女との出逢いにディモールト感謝! そんでもって短く、かつまだ全然承露が把握出来てない文ですみません…。 でも自分がジョジョではじめて出逢ったCPが承露。それももちろんリタさんとこの手ブロでの出逢い……。 流石、出逢いは重力…! そっからリゾットに大ハマリしたわけですが。自分はどこでどうやってリゾットに出逢ったんだろうか。覚えてないのが残念です。 本当におめでとうございました! 以下リタさんにたいしての勝手な願望 すみません、聞き流してくれていいんで願望言っていいですか 自分もコスイベとか出てみてぇんですが、まだちょっと微妙に勇気がないんですよ。いくじなじ!私のいくじなし! でも一応家にウィッグ届いたんですが、何かもう…ウィッグのサラサラ度に唖然です。自分もこれくらい髪がさらっさ~してたらいいんですがね。 では、本当に無駄なこと書いてすみませんでしたw PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |