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粥公我々が死んだら電源を入れて 君の再生装置で蘇らせてくれ さらばだ!PAGE | 182 181 180 179 178 177 176 175 174 173 172 | ADMIN | WRITE 2011.06.15 Wed 20:21:11 鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ鳴風荘事件 殺人方程式Ⅱ/綾辻行人
読破しましたァん!以下感想やら叫びやら注意です とりあえず殺人方程式Ⅰにも共通することなんですが、響に惚れまして。ベタ惚れしましてん
無類の犬好きとかニコチン中毒者の悲しい性とかあの響が苦痛でもだえるとか。綾辻さんお願いします殺人方程式Ⅲ書いてくださいお願いします さて、本編の感想や思考ですが 推理小説では珍しくない、「作者VS読者」 作者が全ての材料を提示し、そして「この事件の犯人は誰か?また、その論理的な殺害方法は?」という、読者への挑戦状というものがこれにはありまして 綾辻さんの作品では何度か目にしたことがあります。しかしその度に撃沈されてきました 大抵犯人に気付くのは、探偵(この作品でいう響)が改めて事件を一から整理し、説明していく、そこのほとんどラストの部分でようやくわかるのが毎度の私です そして今回もまた同様なのですが、薄々犯人には気付いていました。しかしもちろん殺害方法や動機を論理的に説明出来る自信など0%です そして綾辻さんだけじゃなく推理小説を書く作家さんに共通して尊敬するのは、よくもまぁそうトリックを思いつくものだなということです それはもちろん私なぞ足元にも及ばぬほどの推理小説を読み漁り、思考を巡らせてきたのでしょう。凄いのはもちろんのことです 正直タケマルを使ったこの安易なトリックですら、恐らく私にはわからな…い…。言われて初めてわかるのです。私と比べて凄いなどと軽々しく口にしにくいのですが なぜ犯人はそんなにも多くのものを盗んで行ったのか?犯人はペンキを飛び越えられなかった、ならば脚にハンディのある人間?しかし第二の殺人は?脚にハンディはない人間?犬を恐れの対象としない人間?アリバイは?動機は? しかしまさか、その盗んだものでロープを作るなんて、まったく考えもしませんでした。もっとよく見るべきですね。そして考えるべき そして犯人の殺害動機の多くは紗月に向けられているのかと思っていたら、そうでは全然なく、夕海の方だった。夕海が紗月に似ているから、未来を当てれるから、そういう理由ではなかったはずです そこがまた予想外で。そしてペンキの謎 犯人は幅約1mほどのペンキの川を飛び越えるより、ベランダからその場にある有り合わせのものでわざわざ作ったロープを使い、高さ10数mを降りる方を選択した 普通ならば1mの川を飛び越える方が容易なはず。けれど危険を伴うとしたら、それは脚にハンディのあった人間 しかし第二の殺人は、脚にハンディのない人間しか行えないような状況下での殺人 しかし実際は、ドアに簡単なトリックが仕掛けられてあった。ならば犯人は脚にハンディのある人間? そしてその人間で考えてみると、はて、困ったことに犯人たりうる人間が誰もいない けれど本当は…トリックが見破られることをあらかじめ予想した上で、裏の裏をかいたというとても慎重、かつロープでの脱出はまぁ大胆な荒業 なぜペンキの川を飛び越えられなかったのか?まさかそんなアレルギー性の病気が原因だとは思いもしませんでした 犬嫌いだとは言っていないなというのは確かに自分もわかっていました。しかし仕事の内容、研究していたとまでは覚えていなかった。言われて思い出しました 健康上の都合で続けられなくなった…まったくその通り。やはり物知りと考えることを厭わない人間は強いです。古典的な頭脳派、肉体派では決してないというのは、そのまんま響に当てはまる言葉だと思います とまぁうだうだ語りましたが、兎にも角にも綾辻さんの書く作品は面白いです。好きな人間が現れるっていうのもそうだし、まさかそんなことがという気持ちを毎回起こしてくれます そして…そう、飛行機事故のことはまぁ怖いですね。いやぁ野犬つよい 京都に犬連れて行ったら響に逢えますかね。無理ですかそうですか。知ってますよちくせう おっきいシェパード連れてって、響とごろごろわふわふさせたいです。好きなだけさせたい。とりあえずその後、私も混ぜて…ね…?わふー! ではでは、お粗末様でした PR TrackbacksTRACKBACK URL : CommentsComment Form |